最近もの忘れがひどくて…これって認知症の初期症状ですか?

   

「冷蔵庫を開けたのに、何を出そうと思ったのか忘れてしまった…」

「ほら、あの、背の高い、あそこに勤めている、誰だっけ…あー名前がでてこない。」

「せっかくカレーを作ろうと買い物行ったのに、肝心のカレールーを買い忘れた!」

 

こんなもの忘れ、ありませんか?

あまりに何度も続くと、これって認知症なのではと不安になることありませんか?

ここではもの忘れと認知症がどう違うのかとその見極め方について見ていきましょう。

sponsored Link

 

もの忘れと認知症の違い

脳も年齢とともに、徐々に萎縮していきます。

これは誰でもおこる老化現象です。

上に書かれているようなもの忘れは、老化現象の一種で、認知症の心配はありません。

見分けるポイントは2つあります。

忘れたことを覚えているか

例えば、「今朝の朝ごはん何食べましたか?」と聞かれて、何を食べたか思い出せないことがあると思います。

この時何を食べたか思い出せない、と自覚がある場合はもの忘れであることが多いです。

でも、この時朝ごはんを食べたにもかかわらず、食べたことを忘れてしまって食べていないと言ったり、もう一度朝ごはんを食べようとする場合は、認知症の可能性が高いです。

日常生活で困るレベルかどうか

例えば、一人で出かけて行って、自分が今いる場所が分からなくなって家に戻ることができなくなったりする場合は、日常生活で支障が出ているレベルと言えます。

家族としては心配になるような行動が起きている場合は認知症の可能性が高いです。

 

認知症とは

認知症は、日常の生活に支障がでるほど、記憶力や判断力、思考力などの認知機能が低下してしまった状態のことを言います。

老化現象とは違い、異常なたんぱく質がある部位の神経細胞に溜まってしまう病気や脳卒中などによって起こる症状です。

自然となる老化現象とは違い、認知症は病気によって引き起こされる症状だということを理解してください。

 

認知症の4つのタイプ

sponsored Link

 

認知症には大きく分けて4つのタイプがあります。

初期症状がもの忘れで始まるタイプとそうでないものもあります。

アルツハイマー型認知症

認知症の約50%を占めるのがアルツハイマー型認知症です。

このタイプの認知症はもの忘れが初期症状としてあります。

今いつで、ここはどこか、という感覚を見当識と言いますが、このタイプの認知症では見当識障害が特徴的です。

今日は何日か分からないことはよくあることですが、例えば、カレンダーをみても今日の日にちが分からなかったり、季節感が分からなかったりするという症状が出ます。

また今、自分がどこにいるのか分からなくなることがあります。

今、自分がやったことの記憶がすっかり抜けてしまうことがあります。

道具が使えなくなったり、服を着るのを間違えるなど、いつも普通にできていたことが出来なくなってしまいます。

 

レビー小体型認知症

アルツハイマー型の症状に加えてパーキンソン病の症状も合わさってでます。

初期症状にもの忘れもありますし、体が硬くなり転びやすくなるのも特徴です。

このタイプの認知症は、妄想が強く、見えないものが見えたり、あるものが実際と違って見えるようです。

 

前頭側頭型認知症

このタイプの認知症が初期症状にもの忘れはありません。

自分から何かしようとしなくなるタイプと、逆に衝動買いや大食、収集行動など、一度始めるとやめられなくなってしまうタイプとに分かれるようです。

このタイプの認知症は50歳代から始まることも多いです。

 

脳血管性認知症

脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)によって起こる認知症です。

障害される部位によって起きる症状は違います。

脳卒中についてはこちらの記事も合わせてお読みください

▶関連記事 脳卒中ってどんな病気?脳卒中と後遺症を知る

 

心当たりがあれば「もの忘れ外来」へ

ここまで読んできて、心当たりがある症状がみられるようであれば、できるだけ早く専門の医療機関を受診することをオススメします。

でも、どの診療科にかかったらよいのか、悩みませんか?

今は「もの忘れ外来」「認知症外来」という診療科名を掲げている病院もあります。

病院によって少し、名前が違うかもしれません。

または、「脳神経外科」「神経内科」「精神科」などを受診し、先生に相談してみるのもよいでしょう。

かかりつけ医に相談して、病院を紹介してもらうというのも一つの手段かもしれません。

こちらの記事も合わせてお読みください

▶関連記事 医者からの説明を聞くときに役立つ5つの事

 

まとめ

認知症ともの忘れの違いはお分かりになったでしょうか?

少しでも、心当たりのある症状があるようであれば、早目の受診をお勧めします。

早めに対処することで、認知症の進行を遅らせることができることもあるからです。

まだ、病院へいくほどではないなぁ、と感じた方も、今から自分でできる認知症予防について次の記事でご紹介したいと思います。

 

sponsored Link

 

あら


 - 認知症 , , , , , ,