医者からの説明を聞くときに役立つ5つの事

      2017/06/08

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病院で診察を受ける際にも、入院中に病状の説明を受ける際にも、医者との面談というのはとても緊張してしまうものです。

何を言われるのか不安な気持ちも重なって、頭の中が真っ白になってしまい、何を話されたのか分からなくなる方をたくさん見てきました。

しかし本来は、医者から一方的に説明するのではなく、病状や治療方針など説明を聞いて、しっかり納得して頂き、これから病院で検査や治療をするにあたって、患者さんにとって一番良い方法を検討していく、大切な場でもあります。

私は医者ではありませんが、医療スタッフ側のひとりとして、医者から説明を聞くときに心掛けて頂くと、お話がスムーズに進むのではないかと思う5つのことをお伝えしたいと思います。

 

メモをとる

緊急の場合では、メモをとるなどと言っていられないかもしれませんが、そんなときほど、メモは取るようにしましょう。

病名、薬の名称、治療方法などの言葉だけでも大丈夫です。

それを手がかりに後で調べることもできます。

 

一人ではなく複数で話を聞く

おそらく患者さんにとって一番身近な人(キーパーソン)が医者の説明を受けると思いますが、身近であればあるほど、病状によっては衝撃が大きく、説明が耳に入らないことはよくあります。

できれば、2人以上で話を聞くようにされると、キーパーソンとなる方も安心して話を聞くことができるのではないかと思います。

もし、どうしても一人で説明を受ける場合には、録音という手もあります。

なかなか言い出しにくいでしょうか?

例えば、ご主人が入院されている奥さんが医者の説明を聞く場面で、

「今日は息子がどうしても来られなくて、後で私が先生のお話を伝えるんですけれど、上手く説明できるか不安なので、先生のお話を録音させて頂いてもよろしいでしょうか?」

と頼んでみてはいかがでしょうか?

医者は(嫌な顔をするかもしれませんが)、拒否はしないと思います。

 

分からないことは遠慮なくたずねる

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なかなか難しいことかもしれませんが、医者をはじめとする医療従事者には「説明責任」があります。

これは単に、病状や治療方針などを説明するということにとどまらず、患者さんやご家族がその説明を十分理解、納得したうえで治療を受ける、ということを意味します。

患者さん、ご家族が分からなければ、医者は分かるように説明しなければならないのです。

なので遠慮することはありません。

 

自分でも調べる

しかし、質問するといっても、「何を質問してよいのかわからない」という場合もあるかもしれません。

その場で尋ねられなくても、2回め以降の説明の時でも大丈夫です。

ただ、その時までに自分でも少し調べるといいと思います。

今はインターネットで検索することですぐ情報が得られますし、本屋さんには病名ごとの本がたくさん売られています。

自分で調べてみることによって、より医者の説明が分かりやすくなり、治療の選択の幅が広がる可能性もあります。

 

その他の医療スタッフにも相談する

一人の患者さんには医者だけではなく、その他の専門の医療スタッフが担当としてついています。

言語聴覚士も医療スタッフの一人です。

医療スタッフは定期的に集まって、患者さんの現在の状況や、治療方針、今後について話し合って、チームとして患者さんの治療にあたっています。

なので、医者になかなか尋ねられないことは、他の医療スタッフに尋ねてみてもいいかもしれません。

専門的なことはむしろ医者よりもそれを専門としているスタッフに尋ねると話が早いです。

医者以外の医療スタッフには

  • 看護師…患者さんの治療、入院生活上のケア、退院調整など
  • 薬剤師…処方された薬について
  • 理学療法士…足のリハビリ 移動、歩行などの訓練
  • 作業療法士…手のリハビリ 日常生活動作の訓練
  • 言語聴覚士…ことばと飲みこみのリハビリ
  • 管理栄養士…食事の栄養量の調整、食事指導
  • 医療相談員…介護保険について 退院調整

などがいます。

患者さんにとって、一番良い選択をするためには、患者さん、ご家族さんと、医者をはじめとする、私たち医療スタッフが、しっかりコミュニケーションをしていくことが大切だと思っています。

こちらもできる限り分かりやすく説明を心掛けますので、分からないときには「わからない」と遠慮なく伝えてください。

 

 

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