延命治療する?しない?食べられなくなった時に知っておきたい事

脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)後の高齢者の場合、徐々に歳をとるにつれて、またくり返し脳卒中や誤嚥性肺炎を起こすことによって、さらには認知症の影響で、口から食べることが難しくなる場合があります。

口から食べられなった場合、そのままにしておけば、やがて死が訪れます。

今は人工栄養法という延命治療の方法もあります。

本人や家族が望めば、命を永らえらせることは可能です。

しかし、それが本人の望むところではないかもしれません。

本人の意志がはっきりと分かれば、まだよいかもしれませんが、例えば認知症などがある場合には、本人の意志が分からないことも多いと思います。

そこで悩むのは家族です。

延命治療を行うのか、それとも行わないのか。

なかなか決められないのが現実ではないでしょうか?

これは、どちらが良いとも、どちらが正解ともいえない問題です。

どちらを選んでも、家族が納得した決断をするのが一番だと思います。

この記事では、決断をするために必要な情報をお伝えしたいと思います。

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「口から食べられない」とは?

摂食・嚥下障害について

食べ物を食べたり、飲みこんだりすることができなくなる障害のことを摂食・嚥下(せっしょく・えんげ)障害と言います。

 

摂食・嚥下障害についての記事はこちらにまとめました。

 

摂食・嚥下障害の原因

摂食・嚥下障害は次の原因によって起こります。

  • 脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)
  • 認知症
  • 神経・筋疾患(パーキンソン病など)
  • 口、のどなどのガン
  • 呼吸器の疾患
  • 年齢による老化
  • 長期間食事を口から食べていないことによる廃用

 

脳卒中についての記事はこちらにまとめました。

 

認知症について書かれた記事はこちらにまとめました。

 

口から食べられないとはどういうことなのか?

摂食・嚥下障害が疑われる場合には、主治医より看護師や言語聴覚士に食べられるかどうか評価するよう指示が出ます。

看護師や言語聴覚士がどのように診て、評価をしているのかについてこちらの記事にまとめました。

 

 

 

延命治療をする場合~人工栄養法

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延命治療とは?

主治医や看護師、言語聴覚士による評価の結果「口から食べられない」と判断された場合には、主治医から今後についての説明とともに、延命治療を希望するのかどうかの確認があります。

 

延命治療とはどういうものなのかについてはこちらの記事をご確認ください。

 

人工栄養法

口から食べられない場合の延命治療としては主に次の3つの人工栄養法があります。

  • 中心静脈栄養…点滴で高カロリーの輸液を入れる
  • 経鼻経管栄養(鼻チューブ)…鼻から胃までチューブを通して栄養剤を入れる
  • 胃ろう…胃に穴をあけてチューブを通し栄養剤を入れる

 

中心静脈栄養

太い静脈(中心静脈)に高カロリーの輸液を点滴で入れることによって栄養を摂るのが中心静脈栄養です。

こちらの記事に中心静脈栄養の詳細やメリット、デメリットについて詳しく書かれています。

 

経鼻経管栄養

鼻から胃にかけてチューブを通し、栄養剤を注入することによって栄養を摂る方法が経鼻経管栄養です。

こちらの記事に経鼻経管栄養についての詳細や適用、デメリットがまとめられています。

 

胃ろう

胃に直接穴をあけ、チューブを通して栄養剤を注入する方法が胃ろうです。

胃ろうについて詳しく知りたい時にはこちらの記事をお読みください。

 

胃ろうについてはテレビや雑誌の影響で、望まない延命治療と思われ頭から拒否してしまうことも多いのですが、どんな治療にもメリット、デメリットがあります。

胃ろうを考える時にはメリット、デメリットの両方を知る必要があります。

胃ろうのメリットについて

胃ろうのデメリットについて

 

胃ろうをした後のことについてはこちらの記事に書かれています。

 

延命治療をしない場合

口から食べられなくなったら寿命と考え、余計な延命治療をしないという選択肢もあります。

延命治療をしない場合について、こちらの記事にまとめました。

 

リビング・ウィルとは?

リビング・ウィルとは生前の意思表示のことです。

人生の終末期に自分がどのような医療を望むのか、どのように死を迎えたいのかを予め書面で残すことで、家族に悩ましい決断をさせずにすむのではないでしょうか?

リビング・ウィルについてはこちらの記事をご参照ください。

 

まとめ

  • 口から食べられない障害のことを「摂食・嚥下障害」といい、脳卒中や認知症など疾患や加齢などが原因で起こります。
  • 口から食べられないと判断された場合、延命治療をするかしないかの確認が主治医からあります
  • 延命治療を望む場合には、中心静脈栄養、経鼻経管栄養、胃ろうなどの人工栄養法がとられます。
  • 延命治療を望まないという選択肢もあります。
  • 自分がどのような最期を迎えたいのか予め書面に残しておくリビング・ウィルを作成しておくことは、残された家族の負担を減らすのには有効と考えます。

 

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