自己紹介

はじめまして、つばめです。

とある中山間地域の病院で言語聴覚士として勤務しています。

キャリアは、間にブランクがありますが10年になります。

 

言語聴覚士の仕事についてはこちらの記事も合わせてお読みください

▶関連記事 言語聴覚士とは、どんな仕事?

 

つばめの仕事

私は主に成人の脳卒中(脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血)の患者さんのリハビリをしています。

 

脳卒中後には様々な後遺症が現れます。

その中でも「しゃべること」「飲みこむこと」に障害がある方をリハビリしています。

 

高齢化が一段と進んでいる地域なので、自然と患者さんは70歳代、80歳代が多いです。

となると、脳卒中だけではなく他の病気もが合併していることが多いです。

認知症の患者さんもたくさん診ます。

私が一番リハビリをすることが多いのが、「認知症がある嚥下障害の方」です。

 

つばめという名前の由来

飲み込むことを専門用語で「嚥下(えんげ)」と言いますが、「嚥下」の「嚥」という字は、

口篇に燕(つばめ)と書きます。

雛たちが口を大きく開けて、親が運んでくる餌を待っている様子が印象的なつばめですが、餌を丸のみする様子が「嚥」という漢字の由来になっているそうです。

飲み込みが上手なつばめたちにあやかって、患者さんも上手に飲みこめるようになりますように、と願いをこめてこのブログでは「つばめ」と名乗ることにしました。

ブログのタイトル SwallowmouTh スワローマウスもこの「嚥」の字に由来しています。

SとTを大文字にして、言語聴覚士Speech Therapistの略称であるSTを含ませました。

誤植ではありません(笑)。

 

このブログで伝えたいこと

認知症があっても、嚥下障害があっても、どんな人であっても、死ぬ直前まで口から食べて欲しいし、死ぬ直前までその人らしく生きてほしい

というのが私の思いです。

そのために必要な、できるだけ長く口から食べるためのリハビリの方法や食べ方の工夫などを言語聴覚士の視点でお伝えしていきます。

専門的な内容も、皆さんに分かりやすく伝えていけたらと思っています。

そして、私がこのブログで伝えたいことはもう一つあります。

私の仕事は、「病気になってしまってから」患者さんと出会います。

患者さんのほぼ全員が、「病気になんてならなければ」という悔しい思い、悲しい思いをされているのを日々目の当たりにしています。

本当は脳卒中にも、認知症にもなってほしくない。

 

未来の患者さんを増やさないように、脳卒中や認知症を予防する方法についても合わせて伝えていきたいと思います。

 

病気を予防するということ

予防医学には一次、二次、三次と3つの段階があります。

脳梗塞を例にあげると以下のようになります。

  • 一次予防 健康な人が病気にならないように未然に防ぐこと
  • 二次予防 いわゆる「予備軍」の人を早期発見、早期に対処して病気にならないようにすること
  • 三次予防 すでに病気になってしまった人が、それ以上悪化しないようにすること

私が仕事として行っているのはリハビリと三次予防の部分だけですが、このブログでは、一次、二次予防についてもお伝えしていきたいと思っています。

 

つばめが考えるリハビリテーションとは

リハビリテーションは、手術や注射や薬とは違い即効性のあるものではありません。

なので、回復にはとても時間がかかります。

場合によっては、今の能力を維持することが精一杯のこともあります。

患者さんやその家族の方の思いに寄り添って、一緒に手を取り合って一歩ずつゴールへ近づいていくことだと思っています。

リハビリテーションは、患者さんにとって、今まで当たり前にできていたことができないというつらい現実に向き合うことでもあります。

そんな時に、少しでも前向きに一歩ずつ進んでいけるよう、明るく、元気に、患者さんが笑顔になるようなリハビリを心掛けています。

 

つばめが考える予防とは

ブログの記事を作成するのにあたって、いろいろな情報を集めているのですが、脳卒中や認知症はある日突然なるものではなく、運動不足、食事、睡眠不足などの日頃の生活習慣の乱れが大元にあるということがはっきりと分かってきました。

ということは、脳卒中や認知症を予防するためには、早目に予防していかなければいけません。

40歳代くらいから、何らかの対策をしていくことが重要なのではないかと考えています。

私もちょうど40代になったばかり。

自分の将来のために、今から予防に心掛けています。

食事や睡眠、運動などの生活習慣をきちんと見直すこと、そして実践することも大切なのですが、それよりももっと大切にしていることがあります。

それは

  • 1日、1日を大切に生きること。
  • そして無事に過ごすことができたことを感謝すること。
  • 好きなこと、やりたいことをやること。
  • 笑顔で過ごすこと。

です。

予防する気持ちが強いあまり、毎日ストイックな生活習慣で過ごすのは面白くありません。

考えたくありませんが、いつ自分の人生が終わるかは分かりません。

明日かもしれません。

将来のことを見据えつつ、今の瞬間を大いに楽しむ生き方をしようと思っています。

 

このブログを立ち上げた思い

これまでたくさんの患者さんを診させていただきました。

全く同じ患者さんというのはおらず、ましてや教科書に載っている症例通りという方もいません。

新しい患者さんと出会うたびに、悩み考え、それまでの経験も総動員し、その時点で言語聴覚士としてできることを精一杯やっています。

患者さんを診させていただいた一つ一つの経験のおかげで、今の私があるのだと思っています。

これまで出会ってきた患者さんとそのご家族のご恩に報いるため、今まさに同じようなことで悩まれている、患者さんや家族の方のため、このようなブログを立ち上げました。

みなさまのお役に立てれば幸いです。


公開日:
最終更新日:2017/10/28