
先日、いつものようにスマホにどっぷり夢中になっていたら、20代でもの忘れ!スマホ認知症という衝撃的な言葉が飛び込んできました。
あるニュース番組での情報です。
私つばめもスマホ依存度は高め。
スマホを使うことで認知症になるとは、驚愕でした。
そこで、スマホ認知症について調べてみると、予防・改善法には、今話題となっているマインドフルネス瞑想が効果があるのではないかと感じました。
そこで、スマホ認知症についてと、その予防・改善法としてマインドフルネス瞑想がなぜ効果がありそうなのか、私つばめの客観的データもお示ししながらお伝えしたいと思います。
もくじ
スマホ認知症とは
2018年2月28日NEWS24(日テレ)で「スマホ認知症」が取り上げられました。
番組内で登場した脳神経外科医によると「もの忘れ外来を訪れる患者の若年化がどんどん進んでいる」とのこと。
番組の内容については以下の通りです。
- 現在の若者はスマホの影響で常に情報を脳にインプットしている状態が続いている
- 脳は情報でオーバーフローとなり過労状態になる
- もの忘れ、感情のコントロール、自分らしさを失う
- 本当のうつ病、老後に認知症の危険も
- スマホ認知症を改善する方法は「ぼんやりタイム」を持つこと
参考記事:スマホ認知症20代のもの忘れ外来患者も
番組にも登場した脳神経外科医 奥村歩先生は書籍も出されています。
自分にも心当たりが
私つばめ自身もスマホ愛用者であり、私にとって、スマホはなくてはならないものです。
少し空き時間があるとスマホをいじってしまったり、特に必要のない情報でも音が鳴るとついついみてしまい、気がつけば時間がたってしまっていた、ということもしばしば。
時間がもったいないなぁと常々思っていました。
そこにこの「スマホ認知症」の話題。
確かに常に情報が入ってきて、時々ものすごく疲れを感じるときがありました。
もの忘れや感情のコントロールを失うというところまではいっていないと思いますが、これからそういう可能性があるとしたら、怖いなぁと思うのです。
中高生は特にSNSで常に人とつながっていないと不安に思ったり、画面上でみる友人の何気ない言葉に傷ついたりすることもあるのかもしれません。
つばめは40代で、アナログの世界を知っている世代ですが、これからはデジタルの世界しか知らない世代が増えてきます。
世の中の変化に合わせて、今まで考えられなかったようなこと、例えば若い世代の認知症などがもしかしたら増えてくる可能性があるのかもしれません。
私はこうして、できるだけ皆さんに元気で、自分らしく生きていてほしいと思ってブログで発信をしているのですが、こうして情報を受け取ってくださっている人の中にもスマホに夢中になっている方がもしかしたらいらっしゃるかもしれません。
私なりに、この「スマホ認知症」を予防・改善する方法を考えてみたいと思います。
脳を休ませる方法とは?
つばめは最近、メンターの紹介でこの本に出会いました。
『世界のエリートがやっている最高の休息法』
この本によると、何も活動をしていないときにも、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という脳内にあるネットワークは常に働き続けているそうです。
人間の体全体で消費するエネルギーの20%を脳が使うと言われていますが、その60~80%をDMNが消費しているのだそうです。
つまり、何も活動をしていない時でもDMNが働き続けていると、体は休めても脳は働き続けており、その結果脳に疲労がたまっていくのです。
脳を休ませるためには、このDMNが過剰に働かないようにする必要があります。
その方法がマインドフルネスと呼ばれる方法です。
マインドフルネス瞑想とは
瞑想というと、「宗教っぽくてアヤシイ」と毛嫌いされる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、最近脳科学の分野ではこの瞑想が脳の疲労を回復させ、パフォーマンスを上げるという研究結果が次々と発表されています。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズは瞑想実践者だったことは知られていますし、Google社など、大手の企業などでも社内研修で瞑想が取り入れられて成果を上げているそうです。
実際にやってみて
つばめ自身は時々、情報のインプットが多くなりすぎると、頭が飽和状態になったように感じて、それ以上何も考えられなくなるということを経験していました。
疲れていて休みたいのに、その時抱えている問題や、悩みがひっきりなしにぐるぐる、ぐるぐる回っているような感じでした。
最近、メンターからこの本を紹介されて、自分の生活の中でマインドフルネス瞑想を取り入れてみました。
まず、感じた変化は、夜ぐっすり眠れ、目覚めが良くなりました。
そして、仕事でもブログの作成でも、一つ一つのことに集中することができるようになり、自分のパフォーマンスがすこし上がったのではないかと思います。
客観的データ
ここで客観的なデータをお示ししたいと思います。
つばめはずっと脳トレアプリLumosityの無料版をずっと利用しています。
8ケ月前にLumosityを始めたばかりの頃の成績はこちら。
脳トレアプリの成績は、LPI(ルモシティーパフォーマンス指数)という数値で表されます。
始めの1~2か月は右肩上がりだったのですが、最近はずっと1630前後で頭打ちになっていました。
ところが、マインドフルネス瞑想をはじめて1か月たった現在の過去4週間のグラフを見ると1673までUPしてきたのです。
自分の感覚としても、最近調子がいいなとは感じていたのですが、こうして数字となって表れるとはびっくりです。
これがマインドフルネス瞑想の効果かどうかは、さらに経過を見ていきたいと思います。
マインドフルネス瞑想の方法
マインドフルネス瞑想のやり方はとても簡単です。
ただ、目をつぶり、呼吸に意識を向けるだけです。
雑念が浮かんできても、呼吸に意識を戻すのみ。
1日5分でも10分でもよいそうです。
瞑想はお金もかかりませんし、いつでもどこでもやることができるのがいいですね。
またやり続けることによって、脳そのものが疲れにくくなるのだそうです。
もし、マインドフルネス瞑想に興味が湧いてきたらと思ったら、こちらの本を読むことをおすすめします。
科学的な裏付けもしっかり説明されていますが、決して難しい内容ではなく、物語形式なので誰でも楽に読むことができると思います。
瞑想なんて、と抵抗のある方でも、「やってみようかな」と思わせてくれる本です。
瞑想なんてムリムリ。
そんな風に思う方のためにこんな記事も書いています。
スマホ認知症の予防・改善法
先のニュース報道で、スマホ認知症を改善するには「ぼんやりタイム」をつくるという方法が紹介されていました。
スマホ認知症を防いだり、改善するために、第一はスマホから離れる時間をつくるようにすることだと思います。
その上で、頭を休める時間、ボーっとする時間を持つこと。
そのボーっとする時間もマインドフルネス瞑想をすることで、より脳を休ませることができるのではないかと思います。
今や私たちの暮らしの中になくてはならないスマホ。
もやは手放すことはできないと思います。
便利ですし、楽しいですし、ついつい夢中になってしまうのも分かります。
情報をインプットしたら、人に話したり、自分のなかで考えをまとめたり、脳の中を整理する時間を持つことも大切なのではないかと思います。
そして、スマホが悪というわけではありません。
逆に、スマホを使うことによって脳の活性化を促し、認知症を予防するような使い方もできると思います。
例えば、今まで使ったことのなかった高齢者がスマホを使うことは、新しいことへの挑戦ですし、インターネットを通じて新しい世界を知ってワクワクするということも、脳の活性化につながります。
なかなか会うことが叶わなくなった知人とメールでやり取りできることも魅力です。
脳トレアプリを利用するもの良いでしょう。
便利なスマホも、上手に使いこなしたいものです。
認知症を予防するような心掛けについてはこちらの記事に詳しく書いています。
まとめ
- スマホ認知症とは、多くの情報が入りすぎることにより、脳がオーバーヒートを起こし、もの忘れや感情のコントロールがきかなくなる症状がでること。
- スマホ認知症を予防・改善するためにはスマホから離れる時間を持ち、マインドフルネス瞑想などで脳を休ませることが必要。
- スマホが悪いわけではなく、脳を活性化させ認知症を防ぐような使い方もできる。うまくスマホと付き合っていくことが大切。
この記事の中でご紹介した本はこちらです。
よろしければ是非、手に取ってお読みくださいね。