
私は歯医者が嫌いです。
行きたくないです。
行かずにすむのであれば、
行きません、絶対に。
歯医者が好き、という人はそんなにいないとは思います。
皆さん、仕方なしにいくのでしょう。
そう、歯医者が大嫌いな私も、とうとう歯医者に行かなければならない状況になってしまいました。
この記事では、歯医者に絶対行きたくないと思っていた私つばめの体験談をもとに、感じたこと、学んだことを皆さんにシェアしたいと思います。
- 私と同じように歯医者に行きたくないと思っている人
- 歯医者に行きたくないけれど虫歯があって気になっている人
- 歯医者が怖い人
- 虫歯がありすぎて、怒られるのではないかと歯医者に行けない人
- 治療にお金がかかりそうで、歯医者に行けない人
そんな方たちにとっては、ちょっと心がチクチクするような話かもしれません。
それでも、つばめの体験談として気楽に読んで頂けたらと思います。
なぜ歯医者に行きたくないのか?
歯医者に行きたくない理由は人それぞれだと思います。
ここに私個人的の歯医者に行きたくない理由を挙げてみます。
歯医者のドアを開けた瞬間から匂う、あの独特な消毒の匂いがダメです。
顔半分がマスクで隠れていて、表情が見えず(本当は優しいのかもしれないけれど)見た目が怖い。
無理やり診療台に押さえつけられて治療を受けた経験があります。そのトラウマがあって、歯医者の匂いや先生の見た目も怖く感じるのかもしれません。
親が嫌がっているものを子どもが好きになるわけはありませんよね。
さらに、親の歯医者の通院にもついていかされました。
親が治療している間、あのいかにも痛そうなキーンという音を聴きながら、待合室で虫歯の絵本を読んでいました。
そこで、歯磨きの大切さ、虫歯になったら大変なことになるということを頭に刻み込まれたように思います。
高校生の時に学校の歯科検診で引っかかり、虫歯の治療をしましたが、それ以来、歯医者には行かなくてもいいように、歯磨きは自分なりにしっかりやっていました。
最近ではデンタルフロスも使って歯と歯の間も綺麗にしていました。
歯医者に行かなければならなくなったワケ
ある日、お昼ご飯にうどんを食べていました。
そうしたら、じゃりじゃりっと音がするのです。
はじめはうどんに異物が混入していたのかと思いました。
でもそのあと、ちょっと口の中の感触が違うのです。
そう、鏡で見ると、昔治療した歯の詰め物が欠けてしまっていました。
その時には、幸い痛みはありませんでした。
でも、もしかしたらこれからどんどん痛くなってしまうのかも…と思うと、不安で不安で仕方なくなりました。
歯医者さんには行きたくないけれど、夜も眠れなくなるほど痛くなるのはもっと嫌だ。
昔、歯医者の待合室で読んだ絵本の1ページを思い出しました。
これは、歯医者に行くしかない。
そう思ったのです。
歯医者へ行って分かったこと
虫歯になって削り、詰め物をして治療をしても、その詰め物は10年くらいしかもたないのだそうです。
私の場合は、治療してから10年以上たっていて、その間に歯と詰め物の境目に隙間が空いて、その隙間に細菌が入り込んで中で虫歯になってしまっていました。
しかも、かなり大きな虫歯。
痛みがなかったのが幸か不幸か…もし痛みがあったらもう少しはやく歯医者に行ってもっと小さい虫歯で済んだかもしれません。
痛くなるギリギリのところまで虫歯が進行していましたが、幸いにも神経を取ることはなく、セラミックで被せて治療しました。
治療は麻酔を使ってしてもらったので、治療中に痛みを感じることは全くありませんでした。
知らない間に大きな虫歯になっていたことは、とてもショックだったのですが、もう一つ分かったことがあります。
自分なりに一生懸命丁寧に歯磨きをしていたはずなのに、歯周病になっていました。
歯石もかなりついていました。
歯ぐきからの出血もありました。
こちらも軽いものであったとはいえ、歯周病であるということがわかったときにはショックでした。
どんなに丁寧に歯磨きをしても、毎食後にデンタルフロスまでしても、完璧に取り除くことは不可能なのだそうです。
食べかすを放置しておけば歯にこびりつき、自分ではどうすることもできない歯石がたまってしまう。
それがたまれば歯ぐきに炎症を起こし、歯周病になってしまう。
私が10年以上ぶりに歯医者に行って、身にしみて分かったことは
ということでした。
なぜ定期的に歯医者に行くべきなのか
歯周病は歯を失う原因となるばかりではなく、全身にも大きな影響を与えます。
こちらの記事に歯周病について詳しく書きました。
歯医者に絶対行きたくないと思っていたけれど、行かざるを得なくなって、まず考えたことは、どうしたら安心して治療を受けられるか、ということです。
近所にはたくさん歯医者があります。
でも、その中で自分が安心して治療を受けるために、自分に合った歯医者を選ぶことにしました。
歯医者の選び方
私が歯医者に行きたくないと思っている大きな理由の一つが、「歯医者が怖い」でした。
今は、歯科医院の多くはホームページを作っています。
あらかじめ、どんな歯科医院なのかを調べることができます。
安心して治療を受けられるような歯医者さんを見つけるために、私つばめが考えた条件は次のようなものでした。
- ホームページに医者の顔写真が載っていること
- どんな治療方針で、どんなことを大切にしながら治療をしているのか、ホームページに書かれていること。
- 患者に話をしっかりしてくれると書かれていること。(インフォームドコンセント)
- 歯科衛生士さんがいること。
こんな条件で近所の歯医者を探しました。
見つけた歯医者さんは、とても分かりやすく丁寧に説明してくれる先生で、自分が疑問に思うことを尋ねても嫌な顔をせず、説明してくれます。
今の自分の歯がどんな状態で、どういう治療が必要なのか、治療に痛みがあるのかないのか、治療後どうなるのか、そういうことがわかるだけでも、安心して治療を受けることができます。
家から少し離れているので、通院に時間がかかることは難点ですが、自分にとっては安心して治療を受けられるということの方が優先なので、それは妥協しています。
どうしても歯医者に行かなければならなくなったら、こうして自分がどうしたら安心して治療を受けられるかを考えて、その条件を満たす歯医者さんを見つけるというのも一つの方法かと思います。
虫歯がありすぎて怒られるのが怖い、という人も、前もってホームページで歯医者さんの人柄や口コミなどを調べてみるとよいかもしれませんね。
まとめ
- 歯医者に絶対に行きたくなかった私つばめが、10年以上振りに歯医者に行った体験談をまとめました。
- 歯医者は虫歯ができたら行くところではなく、定期的に歯のメンテナンスに行くところです。
- 自分が希望する条件にあった歯医者さんを見つけることも、少しでも安心して治療を受けることができます。
私つばめも、歯医者には絶対行きたくないと思っていました。
でも歯医者に行かざるを得なくなって、学んだことがたくさんありました。
その大きな学びとは、
自分の将来の健康のために、
歯医者には定期的に通うべき
ということでした。
歯医者が嫌いな人の気持ちは痛いほどわかるので、敢えて「歯医者へ行きなさい」ということは言いません。
でも、この記事を読んで、少しでも歯医者に通うことを前向きに考えてもらえたら、と思います。
そして、どうしたら自分が負担なく歯医者に通うことができるのかを考えて歯医者選びをされると良いと思います。
でも、歯医者、嫌ですよね。
歯医者に行くか、行かないかは、あなた自身が決めるしかありません。
さて、あなたはどうしますか?